猫伝染性腹膜炎(FIP)治療薬 1回内服は500円程度安価
2024/02/25
猫伝染性腹膜炎(FIP)治療薬 1回内服は500円程度安価
猫コロナウイルスが原因で発症する猫伝染性腹膜炎FIPは致死的疾患(発症すると100%死亡する疾患)ですが、 新しく開発された人間のコロナウイルス治療薬であるモルヌピラビル治療に有効性が認められました。当院も2022年から処方を開始し、多くの症例に効果が認められております。 開発会社のメリアルは2021年から COVIX19終息の為国連と協議してと 途上国でのモヌルピラビルのライセンスを放棄しておりますので 1回の内服は500円程度で、今までの治療薬に比べ安価に処方できます。
新型コロナウイルスの飲み薬「モルヌピラビル」製造ライセンス使用料を免除
【日本経済新聞】米製薬大手メルクは、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬「モルヌピラビル」を幅広い地域で供給するため、国連の関係機関がつくった非営利団体(NPO)「医薬品特許プール(MPP)」に製造ライセンスを供与すると発表した。後発薬メーカーなどが途上国向けに安価に生産できるようになる。各国の後発薬メーカーなどは、MPPを通しライセンスを取得できる。モルヌピラビルを共同開発したメルクと米バイオ製薬リッジバック・バイオセラピューティクスは、新型コロナが世界保健機関(WHO)の「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」とされる期間中、低・中所得105カ国向けの供給を手がけるメーカーに製造ライセンス使用料を免除する。