手術することによる長所は何ですか?
去勢・避妊手術する長所をご紹介します。
◇オス メス共に 縄張りがせまくなり、約30%の動物はケンカをしなくなります。
◇オス犬 メス犬のマウント(飼主さんの足に腰をふる)は殆ど治りません。
○犬・猫のメスの場合
・メスの発情生理がなくなり子供もできません。
・子宮、卵巣の病気になりません。
・発情期の泣き声 がなくなります。
○猫のオスの場合
・夜泣き スプレー(おしっこをかける)行為は約30%なくなります。
○犬のオスの場合
・睾丸腫瘍がなくなります。
・前立腺肥大や肛門腺腫瘍、エインヘルニアの発生率が減少します。
(エインとは肛門の周りの事です)
・統計的に手術したほうが長生きします。
いつ頃から手術出来ますか?
・通常生後6ヶ月以降(発育の悪い仔は生後1年以降)
・予防接種が済んでいる健康な時(発情中及び 出産後2ヶ月は避けた方がよい)
上記から手術できます。 但し、5歳以上の高齢の動物は手術の前に精密検査(血液検査・レントゲン・心電図等)を受けてください。
手術後何日入院しなければいけませんか?
通常は当日の夜には退院できます。
(但し、子宮に胎児がいた場合や麻酔のさめが悪い場合・退院後飼主さんが世話出来ない場合は入院して頂きます)
当日は何時に連れて行けばよいですか?
あらかじめ 御電話で予約していただいて 、午前9:00から9:30の間に 当日の食事と水を与えないで連れてきてください。 (前日の夜の食事以降は何も与えないで下さい。どうしても絶食出来ない場合は前日から入院させてください。)
いつ迎えにいけばよいですか?
まず、当日の午後6:00時以降に迎えにきてください。
退院後の管理はどうしたらよいですか?
1日2回(10日間)抗生物質を与えてください。2週間後の抜糸まで来院の必要はありませんが、バンソウコウがはがれたり、舐めて糸を抜いてしまったら連れてきてください。