第32回「シャンプー②」
2008/02/11
2月に入りカレンダーを見てみると29日があり、ちょっとびっくりした月になりましたが今年はオリンピックイヤーでしたね。暖冬と言われていましたが、 最近は平年と変わらないぐらいの寒さを感じます。9日には名古屋でも、今シーズンとしては、まとまった積雪を観測しましたね。その日の最高気温は2度だっ たそうです。ウインタースポーツをされる人たちにとっては、待望の雪なのでしょうが、名古屋の街の人には何かと不便をしいられてしまいましたね。この寒さ は当分続くのでしょうか?早く暖かくなる日が来て欲しいものです。
さて今回のテーマは前回に引き続きまして、「シャンプー②」です。お家でシャンプーをする際の方法、気をつけて欲しい事について述べたいと思います。
準備するもの
・シャンプー
・バスタオル
・ドライヤー
・綿(コットン)
・スリッカー
・抗生剤の眼薬(眼軟膏)
・コーム
方法
1.まずスリッカーやコームを使って毛並みを整えます。
2.綿を耳のなかに入れて眼薬を点眼します。
*耳の中に水を入れないようにすることと、目にシャンプーが入るといけないので、目の表面に眼軟膏を点眼し、薄い膜をつくって目を保護するのが目的です。
3.ぬるま湯で、全身を濡らします。顔を上にして鼻にぬるま湯が入らないようにします。表面だけではなく、毛の中にぬるま湯を浸透させるようにしてください。
4. シャンプー液を手のひらで、のばして手の平で優しくマッサージをしながら泡立つぐらいまで洗ってください。(人の頭皮を洗うイメージ。けっして爪を立てて 洗わないでください。ワンちゃんの皮膚は人の皮膚とは違い弱いです)全身を洗う際に注意する点は、目にシャンプー液を入れない事です。もしシャンプー液が 目に入り、目をしょぼしょぼさせている、等の症状がある場合は、まず水でやさしくシャンプー液を目から洗い流してください。それでも目を気にしている場合 は病院で診察を行う方が良いでしょう。
5.全身が泡立つぐらいまで、できたらぬるま湯で全身を良くすすいでください。すすいだ後、全身を触り、シャンプー液が残っていないかを確認してください。
* 薬用シャンプーを使用している子は4と5の行程を合計2回繰り返します。1回目は汚れを洗い流すのが目的で、2回目はシャンプー液を皮膚に浸透させる目的 で行います。2回目はシャンプー液を全身に泡立て、すぐに洗い流さずに、しばらくそのままで待ちます。これは、シャンプーの成分を浸透させることが目的で す。
*薬用シャンプー以外の子でも、1回目で泡立ちが良くない、すすいだ時に排水口に流れるぬるま湯が、汚れている場合も2回目のシャンプーをしてあげてください。
6.すすぐ行程が終わったら、耳の中の綿をとってあげてください。耳の中の綿をとったら大抵の子は全身をぶるぶるとします。その際体に残っている水滴を飛ばしてくれます。ぶるぶるとしない子は、耳に息を吹きかけるとしてくれることもあります。
7.タオルで全身の水滴を拭き取ります。タオルは贅沢に使用します。乾かす時はタオルで拭き取るのが基本です。タオルに水滴が付かなくなるまで行うのが良いです。
*タオルで乾かす時にドライヤーを使用すると乾かす時間が短くなりますが、できるだけ体からドライヤーを離してください。温風もいいですが、冷風のほうが皮膚への刺激は少なくすることができます。
8.タオルに水滴が付かなくなったら、ドライヤーで乾かしてください。体はスリッカーで、顔の周りはコームでやるとよいです。ドライヤーは皮膚が熱くなりやすいので注意です。ドライヤーを自分の手の甲に当て、熱く感じない距離が最適です。
by。ZEPP