第20回「雌猫の発情(さかり)」
2007/09/03
2月ですね。今年の冬は、エルニーニョ現象ということで、暖冬のようです。雪が降らないのでウインタースポーツに行かれる方は、さぞ残念な年なのではと思います。
でもそのかわり、ワンちゃんネコちゃんにとっては、比較的過ごしやすいのではと思っております。個人的には名古屋の冬は今年も寒いですけどね・・。
さて今回のテーマは「雌猫の発情(さかり)」です。雌猫を飼われている方でよく「ニャアニャア」鳴くとか、仰向けに転がったり、いつもより愛撫をせがんだりするなどと御相談があります。このような徴候が現れているのは発情している場合が多いです。
雌 猫にとって発情はストレスを受けやすく、活動レベルは高くなるので食べる量も睡眠時間も少なくなるようです。発情中の体重減少は決して珍しいことではあり ません。雌猫は短い性周期を頻繁に繰り返すため、次の性周期が始まるまでに落ちた体重を取り戻すことが困難なこともあります。発情周期にあるネコちゃんは 無気力から短期までさまざまな気性の変化が観察されることがあります。
発情の徴候の中でも、飼い主さんは「夜泣きがひどい」と相談されることが多いです。
発情中の行動は、繁殖の予定がないという子でしたら、ネコちゃん自身にとっても飼い主さんにとってもメリットはないと思いますので、避妊手術を考えてみてもいいと思います。病院でも避妊手術の相談を受け付けております。
by。 ZEPP