こざわ犬猫病院

犬と猫のイブプロフェン中毒

犬と猫のイブプロフェン中毒 について

最終更新日 : 2026年3月29日

世界中の犬猫がイブプロフェン中毒によって死亡しています。
犬猫が痛がっていると、飼い主さんは、自分の薬を与える傾向があります. 人間にとって安全な薬でもペットに安全ではありません。

犬や猫にとって危険な人用の鎮痛剤(イブプロフェン)の誤飲防止啓発イラスト。1錠でも胃潰瘍や腎不全の原因になる警告図解
犬や猫にとって危険な人用の鎮痛剤(イブプロフェン)1錠でも胃潰瘍や腎不全になります。

【名古屋・今池】夜間救急動物病院
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動物病院の夜間救急における、誤飲・中毒治療の具体的な流れを解説。1. 受付・トリアージ、2. 薬による催吐処置(毒物の除去)、3. 活性炭による吸収阻害、4. 静脈点滴による臓器保護、5. 入院管理・モニタリングの5つのステップを、犬と猫のイラストを交えてわかりやすく説明。名古屋、三重、岐阜エリアからの緊急来院に対応可能であることを示唆している。
【深夜の緊急対応】名古屋・三重・岐阜からも!愛犬・愛猫の誤飲・中毒、当院の夜間救急における治療のステップを解説します ​深夜、愛犬や愛猫が何かを誤って口にしてしまった…。焦りと不安でいっぱいになりますよね。 当院では、そんな「もしも」の時に、飼い主様の不安を解消し、大切な家族を守るため、迅速で適切な夜間救急診療を行っています。 当院で行う標準的な誤飲・中毒治療の流れを、わかりやすく5つのステップで解説しています。 ​治療のステップ(もしもの時の安心フロー): ​受付・トリアージ(優先度判定): 深夜でも焦らず、容態を見極めて最優先の処置を決定します。 ​毒物の除去(催吐処置): 胃の中に毒物がある場合、薬を使って速やかに体外へ排出させます。 ​毒物の吸収阻害(活性炭投与): 薬で出し切れなかった毒物を活性炭に吸着させ、体内への吸収を抑えます。 ​臓器保護・排泄促進(静脈点滴): 静脈点滴により、ダメージを受けた腎臓や肝臓などの臓器を守り、毒物の排泄を促します。 ​入院管理・モニタリング: 容態が安定するまで、24時間体制で厳重に見守り、必要に応じて処置を行います。 ​時間との勝負になる誤飲・中毒。名古屋市、三重県、岐阜県の幅広いエリアから、車での緊急来院に対応しています。 「どうしよう」と迷っている時間は、ペットにとって致命的になることもあります。 ​深夜でも、異変に気づいたら、すぐに迷わずお電話ください。私たちが全力でサポートします。
こざわ犬猫病院による、3kgの小型犬と猫における人間用の薬(イブA錠、イブプロフェン)誤食による中毒の危険性を伝えるインフォグラフィック画像。上部に「【重要警告】3kgの小型犬・猫に『イブA錠』は絶対に与えないで!人間用の薬はペットには猛毒です。」のテキスト。左側に3kgのトイプードルのイラストと「犬(3kg)(目安):75mgで中毒症状、1錠(75mg)で中毒!」の警告、右側に3kgの猫のイラストと「猫(3kg)(目安):約37mgで中毒症状、わずか半分(約37mg)で中毒!犬より敏感!」の警告。下部には、主な中毒症状(吐吐、汗油、腎臓故障、刻乱し)のアイコンと症状名、「もし食べてしまったら、すぐに動物病院へ連絡!人間用の薬は自己判断で与えないでください。」という緊急の行動喚起が記載されている。右下に「こざわ犬猫病院」のロゴ。名古屋、三重、岐阜からの緊急外来に対応。
【緊急】ペットが人間用の薬を誤食!名古屋・三重・岐阜から救急受付中
​「ちょっと目を離した隙に、犬(猫)が私の薬を食べてしまった…」
それは、**一刻を争う「中毒事故」**です。
​人間用の鎮痛剤(イブプロフェンなど)は、犬や猫にとって猛毒です。特に3kg程度の小型犬ならわずか1錠、猫にいたってはわずか「半分」で、命に関わる重篤な中毒症状を引き起こします。
​主な中毒症状:
​激しい嘔吐・下痢
​ぐったりして元気がない(腎不全のサイン)
​痙攣(けいれん)
​手遅れになる前に、自己判断せず、すぐに当院へご連絡ください。
​**こざわ犬猫病院(名古屋市千種区)**は、誤食・中毒事故の緊急治療に体制を整えています。名古屋市内はもちろん、三重県、岐阜県からも多くの救急患者様を受け入れています。

目次

犬と猫のイブプロフェン中毒の原因

犬と猫のイブプロフェン中毒の症状

犬と猫のニコチン中毒の症状

治療とモニタリング

犬と猫のイブプロフェン中毒の原因

イブプロフェンは非ステロイド性抗炎症薬 (NSAID と呼ばれます) は、シクロオキシゲナーゼと呼ばれる酵素を阻害します。この酵素は、プロスタグランジンと呼ばれる炎症性化学物質の産生に関与しています。炎症カスケードが活性化すると、細胞はシクロオキシゲナーゼ酵素を使用して、細胞膜から脂肪をプロスタグランジンに変換し始めます。NSAIDsはこれを止めます。しかし、シクロオキシゲナーゼには炎症性プロスタグランジンの産生に関与するタイプもあれば、正常な身体機能に必要なプロスタグランジンの産生に関与するタイプもあります. イブプロフェンは、非選択的シクロオキシゲナーゼ阻害剤と呼ばれるもので、炎症性メディエーターを生成するものだけでなく、身体機能に必要なシクロオキシゲナーゼを阻害してしまいます。イブプロフェンは、胃への血液供給と腎臓への血液供給に関与するプロスタグランジンを阻害してしまい犬や猫の生命を脅かします.

1. 代表的な市販薬とイブプロフェンの含有量

人間用の1錠には、想像以上の量が含まれています。

製品名(例) 1錠あたりの含有量 備考
イブA錠 75mg 2錠で150mg(標準的)
イブA錠 EX 100mg 1錠の効き目が強いタイプ
リングルアイビー200 200mg 医療用と同量。非常に危険
バファリン プレミアム 65mg アセトアミノフェンも含む複合薬
バファリン ルナi 75mg 生理痛用によく使われる

2. 犬・猫の体重別「中毒量」の目安

犬では体重1kgあたり25mg、猫ではその半分の12.5mgで消化器症状(嘔吐・下痢)が出始めます。

【重要】3kgの小型犬・猫の場合

  • 犬(3kg): 75mgで中毒症状 → イブA錠 1錠でアウト

  • 猫(3kg): 約37mgで中毒症状 → イブA錠 わずか「半分」でアウ

国動物毒物管理センターサイト☛ASPCA 動物毒物管理センター

犬と猫のイブプロフェン中毒の症状

胃潰瘍

イブプロフェンは、胃への正常な血液循環に必要なプロスタグランジンの産生を阻害します。正常な血流がなければ、胃は粘液の適切な保護層を生成して、胃に含まれる刺激の強い消化酸から組織を保護することができません. 潰瘍の結果。治療には、循環を回復させるための静脈内輸液と、潰瘍を治すための投薬が含まれます。

不全

胃への血流が妨げられた後、腎臓への血流が減少し腎臓組織の死につながります。腎機能が低下すると、通常は腎臓が体から除去する毒素が蓄積し始めます。腎不全は、吐き気、消化管のさらなる潰瘍、低体温、下痢などの症状が現れます。猫は犬よりも腎不全の影響に敏感です。

神経学的徴候

非常に高用量のイブプロフェンでは、患者はふるえを起こし、発作に進行し、最終的には昏睡に至ります。

治療とモニタリング

投与されてから 1 時間以内であれば 嘔吐させますが、時間が経過すると吸収されてしまいます。
活性炭によって、嘔吐していないイブプロフェンが吸収されるのを防ぎます。
静脈内輸液を行い。3日間 腎機能検査を監視し。胃潰瘍を予防すし胃を保護するための薬を投与します。
予後は、ペットが食べたイブプロフェンの量、治療開始までの時間によって異なります。

当院に連絡する時は
①動物の種類、年齢、体重
②薬の量
③食べてからの時間を教えてください
④現時点での症状
を教えてください。

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国動物毒物管理センターサイト☛ASPCA 動物毒物管理センター

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