犬のダニ

犬のダニ について

どんな病気？

ダニはノミと同じく血を吸うことによって、貧血や皮膚病を引き起こします。また、ダニは重大な病気の病原体を媒介します。
この病気は人への感染も報告されており、注意が必要です。特に重大な病気に、犬バベシア症があります。
この病気は貧血、発熱などの症状が現れる他、急性の場合、死に至ることもあります。

症状は？

貧血、発熱、皮膚病、かゆみ、食欲不振、黄疸などの症状がみられます。

原因は？

散歩や家で放し飼いをする際に、草が多く生えている場所に行くことでダニが寄生する場合が多いです。
また、散歩やドッグラン施設などで他の犬とじゃれ合うことで寄生する場合もあります。

治療方法は？

もしもダニを発見しても、無理に取り除くのはNGです。最悪の場合、症状が悪化する場合があります。
そのため、なるべく早めに動物病院へ行き、診察してもらいましょう。
動物病院では、愛犬の表皮についたマダニを取るだけでなく、マダニ駆除・対策に有効なお薬を処方いたします。その上で、家のカーペットやソファにもダニがついている可能性が高いですので、掃除や洗濯をして、ご家庭のノミを駆除するのがおすすめです。

まとめ

犬や猫かゆみで苦しんでいるのを見るのは辛いものがあると思います。
そのため、発症する前に、日々のブラッシングやシャンプーをしっかりと行うと同時にダニがいないか確認しましょう。症状が深刻になる前に、ダニを早期発見するよう心がけていただくといいかと思います。